「PDFの特記仕様書」
高知県埋蔵文化財センターでは,PDFデータ作成に関して,報告書などの印刷発注に際しては印刷仕様書と共に下記の「PDFの特記仕様書」でPDFデータを作成しています。 また,デジタルデータのないものについては,下記の「PDF作成仕様書」で行っています。ここに掲載しているPDFデータは,基本的には「PDF作成仕様書」のWeb公開用のPDF解像度で「PDFの最適化」を行ったものです。ただし,仕様が決定する前のデータについては,印刷会社の作成方法の違いによってデータ量が大きなものになっているもののあります。 これ以外に,埋蔵文化財センター独自でもPDF化を行っています。それについては,3.埋蔵文化財センターにおける作成方法をご参考ください。
1. 報告書印刷発注時・・・・・
(1)解像度の異なる2種類のファイルを納品すること。 (2)1冊の報告書は一つのPDFファイル(互換性Acrobat5)とし,折り込みは所定のページ,付図は奥付の前に挿入すること。 (3)PDFは必ず本のサイズ(A4が基本),綴じ方(基本的には左綴じ)とし,表紙も必ずPDF化とすること。 (4)PDFにはしおりを設定すること。原則として本文目次と対応したものとする。例えば,表紙,内表紙,巻頭写真,序,例言,目次,第I章,第1節,図版,遺跡抄録,付図,奥付など。 (5)フォントはすべて必ずサブセットで埋め込むこと。フォントをアウトライン化しないこと。 (6)解像度の件については,以下の2種類とする。(Distillerでも同じ設定とすること。) (7)その他
上記のPDFデータは,ここからダウンロードできます。 データ量812KB:
2. PDF作成発注時・・・・・
(1)目的 埋蔵文化財センターが発行した報告書等をOSに依存しないPDFという形式で,デジタル保存することにより半永久的に保管するとともに誰もがいつでも自由に閲覧できるようにWeb公開することを目的とする。 (2)作成方法 原本のオリジナリティーを尊重し,新たに編集するのではなく,原本の各頁を画像としてPDF化するものとする。但し,文書検索ができるように透明のテキストを各頁に埋め込むものとし,校正(テキスト)は3回行う。 (3)PDF作成印刷物 第1図のとおり (4)作成PDF等 上記目的を踏まえ,既存印刷物とほぼ同等とし,再版が可能なものとWeb公開に適したものの2種類とする。また,検索用として起こしたテキストを保存したファイルも含む。 (5)PDFの品質 写真などは一定補正を行って,再版に耐え得る品質とすること。
データの種類 再販可能なPDF Web公開用PDF 本文・線画 600dpi 150dpi 白黒写真 350ppi 150ppi カラー写真 400ppi 150ppi
上記のPDFデータは,ここからダウンロードできます。 データ量228KB:
3. 埋蔵文化財センターにおけるPDF作成方法・・・・・
(1)データの種類に応じたスキャニング (2)画像編集ソフト(Adobe Photoshop)でのデータ調整 (3)OCRソフト(e.Typist)でのテキストの読み込み (4)文書編集ソフト(Adobe InDesign)での画像データの配置とテキスト調整 (5)文書編集ソフト(Adobe InDesign)からPDFデータの書き出し (6)Adobe Acrobatでのしおりの作成などの調整とPDFの最適化
なお,PDFデータにはこれ以外にPDFの最適化を行った圧縮データ があり,それらについては「report_088.pdf」や「annual011.pdf」のようにシリーズ番号をファイル名として整理し公開サーバにプットしている。また,関連ファイルはデータ容量に応じCD-RかDVD-Rにラベル印刷(Adobe Illustrator使用)を行って保存している。